日本健康同盟(略称・健康同盟)
New Page7 (2005年6月12日−13日、記載)
治療情報−3(電気磁気療法:前ページからの続き)
Home へ |
---|
素晴らしい効果を発揮する電気磁気治療を紹介します!(その4)
健康同盟結成準備会ニュ−ス(治療法) *1995年8月号 |
---|
事務局(会長宅)・ 東京都品川区大井1−48−5・〒140・●03−3777−8590 |
連絡先(副会長宅)・ 〃都板橋区高島平3-11-4-1001・〒175・●03−3975−3031 |
|
|
自律神経失調症・不定愁訴症候群 |
交流式電気磁気療法(7) |
|
|
に有効と思われる治療法 |
資料編 {『磁気シャワ−療法』(現代 |
|
|
|
書林・著者・石渡 弘三)より} |
幸いなことに、七沢病院の和合博士のもとでの臨床実験は順調に進み、一年後の昭和55
年春に、ようやく2病院の臨床実験デ−タ−が揃ったのであった。
早速デ−タ−を整理し、55年3月末に厚生省に提出。中央薬事審議会にかけられたので
ある。そして審査にパス。許可が下りたのが、忘れもしない55年11月15日だった。
□ 安全性の慎重で厳重な確認作業への取り組み
−−−中川博士と共同開発を始めた時に、500ガウス以上で、しかも家庭で使って十分
効果があるものをと考えその基準を満たすべく、いろいろ試行錯誤して出した結論が
800ガウスだった。
そこで臨床実験を開始したのだが、始めると中川博士は、「夜になると電気の強さが変
わる」ことを指摘した。確認してみると、確かに夜になると1割ぐらい電圧が上がる。
すると当然磁気も1割強くなる。もし強くなった磁気で害が発生したら大変なことだ。
そのために対応試験をやろうということになった。 中川博士はいろいろな意味で
慎重な方で、何事にも念には念を入れて、着実に進む性格である。この時博士は、「1割
増しでは心配だから5割増しのをつくってほしい−−−」と言った。5割増しといえば
1200ガウス。これで害が無ければ絶対安全だ、というわけである。
そこで私は早速1200ガウスの試作器をつくり、検査、治療、検査、治療の
実験を開始した。無論、その試作器は患者さんに使用する前に私たちが体験した。
最初は30分からスタ−ト。次第に1時間、2時間と延長して、最後は私自身、心臓に
8時間かけっぱなしにした。それでも私の身体に何も異常は発生しなかった。
したがって私は1200ガウス以下の磁気というものが無害だということに関して
は絶対の確信を持っている。 そして、何より交流磁気治療器を世に出して、今年で丁度
−13−
10年になるが、その間1度も害があったというクレ−ムがない
ことが、それを裏づけているだろう。
□ 私が最も苦労したのが、磁力の飛ぶ力をどれだけ強くするかということだった
−−−中川博士といろいろ話しているうちに、熱は出さない方がいい、磁気だけで十分効
果があることを示唆された。、というのも博士は永久磁石で効果を試したわけである。
その経験からいっても、交流磁気なら熱を出さなくても十分効果があるというのだ。−−
更に、熱を出さないということでも、鉄心の改良に努めた。最初は珪素銅板を張り合せて
やったのだが、それでは過熱を押えることができない。そこでいろいろ工夫して、ベルト
式に長くなった珪素銅板を四角に巻いて、真ん中で切断する。そうすると上下が別々の鉄
心になって、熱を押えることができる。 かつて、川崎製鉄が最高の鉄心を開発した
という新聞記事が出たことがあった。私は早速川崎製鉄の技術者を呼んで、トップクラス
の人に来てもらった。そしてお宅で開発した鉄心を、うちの治療器に使えないかという話
をしたのである。ところが川崎製鉄の人は、今の鉄心ではこういう治療器には使えないと
いう−−−。それで、お宅ではどういう鉄心を使っているんだというので、うちで使って
いる鉄心を見せた。そしたらその技術者は 「 これはもう最高の鉄心だ、
今の日本でこれ以上のものをつくる技術はありません。」
とまで言ってくれたのである。
私はそれぐらいの先進技術をこの治療器に導入していたのである。
□ 当然に配慮すべき安全性について
現在、交流磁気治療器の安全性は三重にチェックされている。
1、自動タイマ−(1時間)により、その人の体力、年齢に応じた時間が任意に選べる。
2、サ−モスタットが内蔵されており、自動的に電源がON・OFFする。
3、自動タイマ−が停止し、しかもサ−モスタットが切れない時、温度ヒュ−ズが飛ぶ。
□ 各種の技術改良
1、発熱の減少対策
2、長時間使用可能対策
3、小型化対策
4、コ−ド断線防止対策
→ 次の紙面に続く
−14−
「日本健康同盟」機関紙・健康同盟ニュ−ス |
1995年08月号 |
|
|
自律神経失調症・不定愁訴症候群 |
交流式電気磁気療法(8) |
|
|
に有効と思われる治療法 |
資料編『磁気シャワ−療法』(現代 |
|
書林・著者・石渡 弘三)より} |
|
□ 体内発電療法の威力とは
この交流磁気治療器の内部には2個の電磁石が装置され、家庭に流れている100Vの電
気を通すと、1平方センチメ−トルあたり800本の磁力線が発生し、1秒間に50〜
60回(50サイクル・60サイクルの地域で異なる)のスピ−ドで2個の電磁石の間を
大きな弧を描いて交互に飛びかうのである。
この時生まれる磁場が、導電体である人間の身体を切る。それも1秒間に50〜60回で
切る。何度も言うが永久磁石の治療器は、血液が流れた時に初めて体内に電気が発生する
のに対して、交流磁気治療器は、血液が流れようと流れまいと体内に電気を起こすことが
できる。それだけに一般に市販されている永久磁石の磁気治療器に比べ、発生する磁場が
格段に大きく、体内深部まで磁力線が動き回るので治療効果も大きくなる。
この磁力線が身体の深部に入ると、機能低下を起こしている内臓諸機関の毛細血管の血行を
促進し、それと同時に細胞も刺激され活性化するので弱った胃腸、肝臓、腎臓、膵臓、心臓
等の、薬では容易に回復しない器官も活性化させることができるのである。
□ 脳や心臓などの患部にダイレクトに効果発揮
脳の治療で重要なことは−−−頸、肩の凝りを取るということである。
頸、肩の凝りを取らないで治療器を頭にかけると、頭がガンガンしたり、重くなっ
たり、痛くなるとこがある。何故そうなるかというと、頭にかけると、脳の血液の流れが
良くなる。その時、頸、肩が凝っていると、心臓から流れてきた血液が頸肩で滞留してし
まい、頭にスム−ズに流れないからである。
□ 頸肩の凝り=諸病万病の引き金
眼でも鼻でも耳でも歯でも、頭の部分に流れる血液を阻害するのは、すべからく頸肩の凝
りである。
−15−
□ 現在の医療は、自律神経失調症と判断すると単に精神安定
剤を飲ませることで済まそうとする場合が多い。安定剤を飲
むとボヤッとし頭がボヤッとすれば、何にも考えないから
精神が安定するだろうというのが今の治療法の考え方な
のである。
しかし、それは間違いで、頭が冴えてくればこそ精神が安定するのである。
□ 睡眠薬と精神安定剤は麻薬取締法の対象
平成2年3月24日付・朝日新聞
「 向精神薬、麻薬取締法を改正して規制
中央薬事審議会は23日、国連の『向精神薬に関する条約』(1976年発行)に
わが国も加盟した上で、この条約に定める101の物質を麻薬取締法に取り込み、規
制していくよう津島厚相に答申した。−−−」
□ 全国至る所で脳血栓ゃ脳溢血で倒れた人が
数多く蘇っている
実例1)茨城県北相郡藤代町・後藤 軍志氏(52才)
昭和57年12月28日、43才という若さで脳卒中で突然倒れる。その後4年
間リハビリをやって、茨城の(創健B型の)体験センタ−に来た。当時、軍志氏
は、右半身がまったく不随で、手はカチカチで動かない。右足はつっぱている。
私は交流磁気を頭部に照射するよう指示した。
足は比較的大きな運動をするので治りが早い。ところが手はなかなか回復してい
かない。効果的な運動法が従来なかったからだ。そこで私は軍志氏に自転車やの
古チュ−ブを柱に結わえつけて、一方の端に‘握り’を作った。そこを右手で握
らせて自分でこれを引く。これをできる限りやらせてみた。その他、できるだけ
右手を使うように習慣づけるように試みた。右手を使うには、彼の場合身体ごと
持っていかなければならないから辛い。だが、この右手を使おうという意識を、
自分で持たなければ、右手は絶対動かない。つまり、病気というものは、
どんな病気にせよ、他人に甘えている限りは絶対に
治らないということなのだ。
軍志氏は自宅で磁気シャワ−を併用し、3ケ月で自転車に乗れるようになり、そ
の後1年で再就職ができるまでになった。
−16−
→ 次の紙面に続く
このページのトップへ